お子様の定期検診の際には、フッ素塗布を行っています。
フッ素についてご存知ですか?
フッ素は歯の表面の歯質を強くする「むし歯予防薬」です。
薬と言っても体には害はありません。また日本歯科医師会や、WHO(世界保健機構)、国際歯科連盟でもむし歯予防に有効であると推奨されていますのでご安心ください。
フッ素の優れているところは、むし歯になりかかっている歯の再石灰化(治す働き)を促進しますで、ご家庭での使用と歯科医院でのフッ素塗布を継続されることをお勧めしています。
家庭と歯科医院でのフッ素はどう違うの?
フッ素濃度の違いがあります。ご家庭で使用できるフッ素としては「フッ素入り」と書かれている歯磨き剤やレノビーゴといったドラッグストアでも購入できる低濃度のフッ素があります。
歯科医院で「フッ素塗布」を行う場合には専用のブラシや器具を使って汚れを除去してから行います。しかも高濃度のフッ素を塗布します。
当院では虫歯のチェックも兼ねて定期検診と一緒に1~3カ月に一度、フッ素塗布を行っています。
フッ素洗口って何?
「フッ素入りのうがい液」でうがいをすることです。上山市内の幼稚園や小学校でも
フッ素洗口が導入されているほど、虫歯予防には強い味方です。
うがいが上手に出来る4歳頃から永久歯が生え揃う中学生頃まで行うとよいでしょう。
うがい液(ミラノール)は歯科衛生士の指導のもと歯科医院で購入することができ、
ご家庭でも使用することができます。
虫歯予防で一番いい方法は、歯みがきとフッ素洗口と並行して歯科医院で定期的にフッ素塗布を行うことです。フッ素は「予防のプロ」に塗ってもらうことをお勧めします。
いつ頃から受けるの?
フッ素塗布は乳歯の前歯が生える1歳頃から定期的に継続して受けることが大切です。
ご不明な点は相談してください。
また、フッ素を塗った後30分間はうがいや飲食を避けてください。
フッ素の塗布はとっても簡単!
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