いつから歯磨きが必要?

よくお母さんから「何歳から歯磨きをするのですか?」「歯磨き粉は使うのですか?」という質問があります。

歯磨きは、歯が生え始める前はとくに必要ありません。

乳歯は個人差がありますが大体6~7ヶ月の時に生え始めます。最初に生えてくるのは下の前歯で、生えはじめであるこの時期は、歯みがきも準備段階です。

生え始めの時期はまだ歯磨き粉などは使用しないで大丈夫です。歯磨きを嫌がらないように慣れる練習だと思って1日1回ほど機嫌のいい時にチャレンジしてみてください。

離乳食が始まったら食事に合わせてしていってください。

乳歯の歯みがきポイント

乳歯は大人の歯に比べて虫歯になりやすく、虫歯の進行も早いです。

虫歯にならないためにも歯磨きをする習慣とおうちの方の仕上げ磨きがとても大切です。

では、子供のお口を磨く時に注意しないといけないポイントをご紹介します。

乳歯の虫歯になりやすいポイント!

●ポイント1
奥歯の深い溝です。乳歯は特に溝が深く、バイ菌が残りやすくなります。

奥歯まで歯ブラシが届きにくいので、年齢に合った歯ブラシを選びおうちの方の仕上げ磨きがとても大切です。

●ポイント2
歯と歯の隙間も虫歯になりやすいポイントです。

奥歯に限らず前歯の隙間も虫歯になりやすい部分です。意外に歯ブラシが当たっているようでも汚れが残りやすいポイントでもあります。

また、歯ブラシだけでは落としきれない汚れもあるので、子供専用の糸ようじ(フロスちゃん:当院の人気商品!)を使用するのも虫歯予防に効果的です。

まずはこの2つのポイントに注意してお子様と一緒に歯磨きをしいていきましょう。

歯磨きをしっかりしていくことで、虫歯予防だけでなく歯肉炎の予防にもなりますので、小学校低学年まではおうちの方の仕上げ磨きをしてあげてください。

仕上げ磨きのポイント

まずは年齢とお口に合った歯ブラシを選んでみましょう。

当院でも「仕上げ磨き専用」の歯ブラシを販売しています。奥まで届くよう小さめの歯ブラシを使用し、歯の溝と隙間に入れるようやさしく磨いていってください。

すべての歯に当てるためにも順番を決めて行うことをおすすめします。

乳歯の後ろから生えてくる6歳臼歯は気付かれずに磨き残されやすいので、生えてきたらしっかりと歯ブラシを当てていきましょう。

定期検診で歯みがきチェック

お子様の虫歯予防のために当院では「歯ッピーキッズクラブ」があり、定期検診を1~3カ月ごとに行っております。

来院時には「歯みがきチェック」「歯のクリーニング」「フッ素塗布」を行い、またおうちの方へお子様の歯みがき方法の指導もしています。

お子さまのお口の状況に合わせた歯みがき方法や歯ブラシの選択・おすすめの歯磨き剤なども歯科衛生士がお話しています。いつでもご相談ください。

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